まほろば|春 -HARU-

まほろば連続配信第二弾シングル「寿」とは

まほろば寿

まほろばの二枚目となるミニアルバム「GOSHIKI 五色」が、12月15日(金)に開催される「HO.KO.LA」にて先行発売されることが発表されました。

会場にお越しいただける皆様には是非お手に取っていただきたいのですが、本日はその2日前、12月13日(水)にリリースされる連続配信シングル第二弾となる「寿」についてです。

この「寿」という楽曲は〈子どもたちの健やかな成長を祝う〉というテーマのもと作ったのですが、「親から子へ」はもちろんのこと、同じ土地で生まれ育った人々が新たに生まれた生命を皆で祝い、

強く、たくましく育ちますように。

少しでも長生きしますように。

と祈り歌う、そのような場面を思い描いて作りました。

「命」に込められているのは父母、祖父母、はるか遠くご先祖様達、そして同じ土地に生きる人々、血縁も時代も越えて託されてきた数多の想い。自分の命は決して自分だけのものではないということ。

見方によっては重荷に感じてしまうことかもしれませんが、それは何とも心強いことだと思います。

脈々と受け継がれてきた数多の想いを受け止めた上で、それを誇りとし、自らの道を切り開き力強く歩んでいけたら。「寿」の歌詞にはそのような想いも込めています。

サウンド面では、前回の日記でもお話ししましたが、今回初めてエンジニアさんにミックスをしていただきました。

 

加えて今回は新しいマイクを導入することで、「寿」のイメージに合った力のあるボーカルを録音することができ、全体としてとても躍動感のある、強い〈生命力〉を感じる仕上がりになったと思います。

また、冒頭の歌詞「鶴よ亀よ天を泳げ」を筆頭に、なかなかポップスでは使うことのない日本語を盛り込めたことも、今回の楽曲だからこそではないかなと感じています。

公演では既に演奏をしている「寿」ですが、今回リリースするにあたって再ミックスしていただく際に改めて全てのパートを聞き返し、「寿」を作った時の色々な想いが蘇ってきました。

個人的な聞きどころとしましては、

イントロから始まるオーソドックスな太鼓のリズム、浮遊するシンセの音色、ピアノのバッキング、何種類ものコーラス、全てが重なり合う力強いエンディングなどなど、改めて聴くと今回の楽曲は「私的嗜好」がたくさん詰まっている作品だなぁと思います。

そんな楽曲をとうとうリリース出来ること、そして皆さんとこの音楽を共有出来ることがとても嬉しいです。ぜひお聴きください。

春-HARU-

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– 生まれ落ちた時から 命こそが誉よ –

ひとつの「命」に託されるのは、時代を越え受け継がれる数多の想い。

その全てを受け止めて、生きて行くのさ、お前の道を。

 

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